『バンテージポイント』
先週の土曜日から公開の映画、『バンテージポイント』を見てきました(=゚ω゚)ノ
簡単に内容を言ってしまうと、「(アメリカの)大統領が狙撃される事件」です。もうただただこれだけなのですが、この作品の特徴は、その事件をマルチな視点で追うところなのです。
大統領の警護をしていたSP、たまたま居合わせてカメラを回していた観光客、大統領本人、そして犯人…などなど、複数の視点で狙撃直前からその直後までを時間をその都度遡りながら繰り返し見せていきます。そうすることで事件の核心に迫り、徐々に謎が解明されて行くわけですが、率直に言うとこの技法はとても面白い!と思いました。
実際のところこの技法自体は新しいものではないですが、映画での表現となると他の作品ではなかなか見られません。また、その事件に関わった人それぞれに考えがあり、過去があり、理由を背負っていて、それぞれの視点でそれを描くことで物語が厚みを増しているように感じました。
その反面、物語としては荒削りな感じがあり、犯人が事件を起こした動機や、作中で描かれている大統領とSPの過去の事件やその後の関係など、未消化な部分も多いです。見ている最中は面白いのですが、見終わった後に「あれ?」って思ってしまうところがちょっと残念ですね。

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